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EPUBとPDFの違い——電子書籍に最適なのどちら?

2025年4月15日6 min

EPUBとPDF、どちらを選ぶべきか

電子書籍を作成するとき、多くの方が最初に悩むのが「EPUBとPDF、どちらにすべきか」という問いです。どちらもデジタル文書の標準フォーマットですが、用途と読書体験は大きく異なります。

EPUBとは

EPUBは「Electronic PUBlication」の略で、国際デジタル出版フォーラム(IDPF)が策定した電子書籍の標準フォーマットです。現在はEPUB 3が主流で、以下の特徴があります。

  • リフロー表示:端末の画面サイズに合わせて文字が自動折り返し
  • 文字サイズの変更:読者が自由にフォントサイズを調整可能
  • アクセシビリティ対応:スクリーンリーダーとの相性が良好

EPUBの主な対応デバイス・アプリ

プラットフォーム 対応アプリ
iOS / macOS Apple Books
Android Google Playブック
Kindle KFX変換後に対応
Windows Calibre、Thorium Reader
ブラウザ EPUBMaker内蔵プレビュー

PDFとは

PDFは「Portable Document Format」の略で、Adobeが開発した文書フォーマットです。レイアウトが固定されるため、印刷物に近い見た目を保てます。

  • 固定レイアウト:デザインが崩れない
  • 印刷前提のドキュメントに最適:パンフレット、技術仕様書、フォームなど
  • スマートフォンでは読みにくい:横スクロールが必要になることがある

用途別の比較

小説・エッセイ・実用書

EPUBが圧倒的に適しています。 リフロー表示により、スマートフォンでもタブレットでも読みやすい体験を提供できます。Amazon KindleやApple Booksへの配信もEPUBベースです。

写真集・図解の多いデザイン本

PDFが適しています。 固定レイアウトが維持されるため、視覚的デザインが崩れません。ただし、固定レイアウトEPUBという選択肢もあります。

技術文書・マニュアル

用途次第で両方検討を。 配布・印刷が目的ならPDF。デバイスを問わず読まれるならEPUBが有利です。

EPUBMakerでの変換

EPUBMakerを使えば、DOCXやTXTファイルをEPUBに変換する際に以下を設定できます。

・メタデータ(タイトル・著者名・言語)
・表紙画像のアップロード
・目次の自動生成(Heading 1〜3から)
・CSSスタイルのプリセット選択

アカウント不要で、ブラウザから今すぐ試せます。

まとめ

比較項目 EPUB PDF
スマホ・タブレット対応
文字サイズ変更 ×
デザイン固定
電子書籍ストア配信
印刷品質

原稿を読んでもらうことが目的なら、EPUBを選んで間違いありません。デザインやレイアウトを厳密に保ちたい場合はPDFが向いています。